プロトコール マナーの歴史と意味

アジアのマナー

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こんにちは。リリーです。

数あるサイトの中から当サイトにご訪問して頂き有難うございます。

ここでは、アジアのマナーについて書いてみました。

アジアのマナーは宗教の影響を強く受けておりますので、宗教別にまとめてみました。

アジアのマナーと宗教

アジアは、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教など、

世界の主要な宗教が生まれた地域です。

したがって、多くのアジアの国が欧米の影響下にありながらも、

それぞれに独自の文化と誇りを守っている地域も少なくありません。

マナーの根幹に宗教が、大きな位置を占めていることはアジアも欧米も同じですが、

信仰心の厚さからもアジアのマナーに宗教の影響がより強く残っていると言っても過言ではないでしょう。

アジアと言えば、イスラム教やヒンドゥー教、仏教のイメージが強いですが、

キリスト教の信仰も多く、熱心なカトリック教徒がいる地域でもあります。

キリスト教のマナーは基本的に変わらないので、

ここではイスラム教とヒンドゥー教、仏教について簡単に説明します。

イスラム教と「コーラン」の教え

イスラム教は七世紀の前半にマホメット(ムハンマド)により開かれ、

主に中東、北アフリカ、南アジア、南東アジアで信仰されている宗教です。

唯一神であるアッラーかマホメットに語った言葉を記した

「コーラン」戒律を遵守することが義務づけられています。

コーランの教えは、儀式、婚礼、礼儀作法から刑罰まで社会生活全般に定められており、

政治とも強く結びついています。

信仰に対する戒律はとても厳しいもので、

イスラム教徒が聖地に向かって祈りを捧げる光景はよく見られますが、

アルコールが禁じられていたり、豚肉を食べないことでも有名です。

また、保守的なイスラム社会の女性は、頭を含めて体全体を布によって隠す服装をしていて、

身内以外の男性との接触を、嫌がります。

このようなことは異教徒にまで強制されているわけではありませんが、

戒律を軽視するような態度をとった場合は、たとえ観光客と言えども反感を待たれます。

また、左手は不浄の手なので必ず清浄な右手で握手をする、腰を曲げないなど、

イスラム教徒とあいさつする時には注意が必要です。

ヒンドゥー教の思想とマナー

ヒンドゥー教は主にインドやネパール周辺で広く信仰されていて、

キリスト教、イスラム教に次いで信者が多いと言われています。

「ヒンドゥー」の語源はサンスクリット語で「インダス川」を意味し、

複数の神を崇拝する多神教で、その点がキリスト教やイスラム教と異なるところです。

ヒンドゥー教の特徴は、ガンジス川での沐浴風景に見られるような河川崇拝と、

聖牛崇拝、そして殺傷を避けるための菜食主義と言えるでしょう。

したごって、牛は神聖な動物として信仰の対象となっているので、

食べないだけでなく、牛革製品のプレゼントなどもタブーです。

また、人前で男女が身体的な接触などをすることも慎むべきですが

知らないからといってトラブルにあうことはなく、

相手の信仰に敬意をはらって接していれば問題はないようです。

ヒンドゥー教の基盤になっているものに、「カースト制度」という身分制度があります。

これは、教義の根幹に「輪廻」と言う思想があり、現世の因果が来世の宿命を定めるというもので、

身分、職業もその一貫とみなすために、生まれながらに身分が決まるというものです。

近年では憲法により禁止され、都市部ではあまり重視されなくなりましたが、

農村部などでは今でもカーストによる身分制度が根強く残っていて、

身分制度のない国で育った人は違和感を覚えるでしょう。

仏教とマナー

日本は仏教徒の多い国ですが、仏教も宗派によって戒律やしきたりが異なります。

日本の仏教は大乗仏教(マハーヤーナ仏教)と呼ばれ、

インドからチベット、中国、韓国、ベトナムなど北方ルートで伝わって来たものです。

誰でも成仏出来る大乗仏教に比べて、

インドからスリランカ、ミャンマー、カンボジア、ラオスなど南方ルートを通ってタイに伝わった

上座部仏教(テーラワーダ仏教)は戒律が厳しく、修業による解脱を目的としています。

国民の90%以上が上座部仏教徒のタイでは、

子どもを含めてほとんどの男性が短期であっても出家をします。

厳しい修業を積む曽侶は、国民から深く尊敬されていて、

旅行者であっても女性が僧侶に触れたり、気安く話しかけたりしてはいけません。

まあ、子どもの頭には神様が宿っていると信じられているので、

子どもの頭を撫でることも厳禁です。

寺院は祈りの場であり、修業の場てもあるので、宗教や僧侶に対しては敬虔(けいけん)な態度が必要です。

まとめ

アジアのマナーは、宗教の影響を強くうけており、

相手の価値観や習慣を尊重し、

「郷に入っては郷に従え」の精神が何より大切です。

また、どのような場合でも、相手の信仰・信条に対しては最大限の敬意を払うことが必要です。

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