プロトコール 食事のマナー

西洋料理のマナー Ⅱ

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こんにちは。リリーです。

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テーブル・セッティングに当たり、「カトラリーの知識と使い方」「ナプキン、フィンガーボウルの使い方」「着席のポイントと席次」「食事のマナー」もまとめましたのでご覧になって下さい。

テーブル・セッティング

フルコースのセッティングには、あらかじめテーブルに食器類をセットし、食べ終わると順次下げられます。複数のナイフやフォークをいかに使いこなすかが、フルコースをいただく場合のポイントになります。

食事を楽しくいただくための知識やマナーを書きました。

参考にした下さい!


カトラリーの知識と使い方

①カトラリーの種類

ナイフやフォーク、スプーンを総称して「カトラリー」と言います。「CUT」という言葉が語源のようですが、最も古くから使われていたのはナイフです。「カトラリー」は、料理に応じて種類が異なります。万一、おとしてしまっても、慌てずに「失礼しました」と同席者に一言詫び、軽く手を上げてウエイターを呼んで新しいものを持って来てもらいます。自分で拾おうと身をかがめるのは、他人の足元を覗くようで失礼にあたります。

②ナイフ・フォークの使い方

左利き、右利きにかかわらず、ナイフは右手、フォークは左手で持つのが基本です。どうしても利き手でないと使いづらいという人は、店の人にあらかじめ左右逆ににおいてもらうようにお願いしましょう。

ナイフ刃を下にして人差し指を背にあて、フォークは刃の先を下にして人差し指で上から背を押さえて軽く握ります。肘から先を使うようにして、フォークで料理を軽く押さえ、左側からナイフでひと口分を切り分け、フォークで突き刺すか、すくって口に運びます。

ナイフは料理にソースを塗ったり、添えられたレモンスライスを潰す時に、刃先を横にして使うこともあります。カチャカチヤと音を立てたり、ナイフやフォークを持ったまま身ぶり手ぶりでおしゃべりするのは不作法です。グラスに手を伸ばしたり、ナプキンを使う時は、いったんナイフやフォークを皿の上に置きます。

③ナイフ・フォークの置き方

食事の途中でナイフやフォークをいったん置く場合は、皿の上にナイフとフォークを「ハ」の字型に置きます。皿の大きさなど、状況によって置く位置に違いはありますが、ナイフの刃を内向きに、フォークの背を上にするのは同じです。

ナイフレスト(フォークレスト)は、いわゆる箸置き場のようなもので、最後まで一組のナイフとフォークで済ませる時や、オードブルが二〜三品出される時に用意されます。ひと皿終わるごとに、ナイフは刃を内側に、フォークは背を下にして揃えて置きます。

料理を食べ終えたら、皿の上にナイフとフォークを揃えて置きます。使わなかったナイフなども、一緒に皿の上に置きましょう。

④スプーンの使い方

スプーンは、スプーンようでもデザート用でも、鉛筆を握るような感じで右手に持ちます。スープ用には丸型と縦長がありますが、丸型の場合は口元に対してスプーンの先が四五度になるよう、縦長のものは直角にして口に運ぶと、スプーンを飲む時に音を立てずにすみます。

平らな形のソーススプーンは、スープと同じ要領で料理にかけられたソースをいただきます。皿に残ったソースをパンにつけるて食べるのはマナー違反ではありませんが、カジュアルな印象を与えるので、正式の場では控えましょう。

コーヒースプーンを使う時は、スプーンがカップに当たらないように、静かにかき回します。

ナプキン、フィンガーボウルの使い方

ナプキンは、ヨーロッパで手を使って食事をしていた時代に、手拭いとして用意されたのがその起源で、手や口元が汚れた時に拭うためのものです。

料理が出てくるタイミングで、二つ折りにした折り目を手前にして、ナプキンを膝の上に置きます。口元や指が汚れた時は折りたたんだ内側の面で拭くと、自分の服に汚れを移す心配もなく、汚れが他の人に見えません。なお、ナプキンが用意されているのにもかかわらず、自分のハンカチを使うのは、「このナプキンは使う気になれません」と言っているのと同じで、レストランに対して失礼な行為です。

本来、食事中に中座するのはマナー違反ですが、やむをえない時は、ナプキンを軽くたたみ、椅子の上に置くか椅子の背もたれにかけておけば、「戻ってきます」という合図になります。食事が終わって席を立つ時は、軽くたたんでテーブルの左側におきます。

ナプキンは汚してもよいものですが、ひどく汚してしまったり、床に落としてしたったら、ウエイターを呼んで新しいものに替えてもらいます。フィンガーボウルは、手を使って食べてもよい、殻付きのエビやフルーツなどと一緒に出され、指が汚れた時に洗うためのものです。使う時は自分の左手前に置き、片方ずつ指先を入れて軽く洗った後、ナプキンで拭きます。手をごしごし洗ったり、両手を一緒に入れないようにしましょう。

着席のポイントと席次

目上の人やお客様、女性と一緒にレストランに入る場合、男性はエスコートをして、それらの人に先に入ってもらいます。大きな荷物やコートなどはクロークに預け、必ずウエイターやギャルソンが案内してくれるのを待ちましょう。空席があっても勝手に先に着いてはいけません。窓際や禁煙席などの希望は、予約をする時とか、席に案内される前に伝えておきます。

西洋料理での席次は、入り口から遠い奥の席、眺めのよい席が上席です。ウエイターが椅子を引いてくれた席がそのテーブルの最上席なので、そこに目上の人やお客様に座っていただき、上位の人が席に着くのを確認してから、その他の人は自分で椅子を引き、腰かけます。

椅子にかける時も立つ時も左側から出入りするのが基本です。西洋の序列は「右上位」なので、左側が下位になるからです。ただし、出入り口の位置などによって異なる場合があります。

ウエイターが引いてくれた椅子が、腰の後ろに触れたら静かに腰をおろします。椅子には深く腰かけ、体とテーブルの間は握り拳二つ分くらい空けます。背筋を伸ばして、両足を揃えるのが正しい姿勢で、足を組んだり肘をつくのは不作法です。

両手はテーブルの端にのせておくか、自然に膝の上に置くと、見た目にも上品です。

バッグは椅子の背もたれと体の間に置くか、肘掛けのある椅子なら脇に置きます。小さなバッグでもテーブルの上に置いてはいけません。大きめの鞄は、ウエイターのサービスの邪魔にならないように足元に置き、大きなボストンバッグなどはクロークに預けましょう。

食事のマナー

同席者はもちろん、周囲の人々なや料理をサービスしてくれる人など、すべての人と楽しい時間を共有できるように心がけましょう。マナー違反を恐れて、極度に緊張する必要はありませんが、以下のような点は配慮が必要です。

①スマートに着席する

テーブルには原則として全員が揃ってからつきます。したがって、約束の時間には遅れないようにしましょう。また、時間より早めに来た場合は、別室で食前酒を飲んだりして全員が揃うのを待ちます。席への案内は、ゲストや上位者、女性が先で、男性は右隣の女性の着席をサポートするのが礼儀です。

②料理が揃ってから食べ始める

自分の前に料理が置かれても、すぐに食べ始めず、同席者すべてに料理が行き渡るまでまちます。料理にすぐに口をつけるのははしたない行為です。ただし、ホストやホステスがすすめた場合はかまいません。料理をいただくだけでなく、楽しい時間を共有するのが目的だということを忘れないようにしたいものです。

③会話を楽しむ

食事の席で無言なのは、西洋ではマナー違反です。初対面の人とも会話を楽しみましょう(話題に関してはまた書きたいと思います)ただし、料理が冷めるほどおしゃべりに夢中になったら、口の中に食べ物を入れたまま話すのは不作法です。また、相手が料理を口に入れている時に話しかけないなどの配慮も必要です。

日本のパーティーや食事会では同伴者が隣合わせになるように座席が決められますが、欧米では離れな席に指定されることが多いようです。ビュッフェ形式の場合など、知り合いだけで話し込まず、多くの人と会話を楽しむようにしましょう。

④食べるスピードを合わせる

一人だけ先に食べ終わってしまったり、いつまでも食べていたりするのは他の人に迷惑です。西洋料理は料理が全員に一斉にサービスされるので、つぎの料理にスムーズに移れるよう、周囲のペースに合わせていただきましょう。

⑤音をたてない

スープを飲む音、物を噛む音食器同士が当たる音など、食事のシーンで音をたてることはマナー違反です。乾杯の時も目の高さにかかげるだけだけにして、グラス同士は合わせません。ゲップも失礼にあたるので、はんかちあやナプキンで口を覆います。万一音が出てしまった時は、さりげなく謝罪します。しかし、鼻をかむことらマナー違反ではありません。グズグズさせているよりは、鼻をかんですっきりした方がいいという考えからでしょう。

⑥大声を出さない

会話が盛り上がったり、お酒が入ったからといって声が大きくなるのは、せっかくの雰囲気を壊してしまいます。ウエイターを呼ぶ時も声を出さずに、目配せするか、軽く手を上げるようにしましょう。また、声高に笑うのも同様にマナー違反です。

⑦グラスを持ったまま食べない

片手にグラスを持ったまま食べたり、フォークを持ったままグラスに手を伸ばすのはマナー違反です。飲むことと食べることは明確に分け、飲み物はナイフとフォークをいったん皿に「ハ」の字に置いてから飲みましょう。

⑧手をテーブルの上に

日本では、手は膝の上に置くのが一般的ですご、西洋料理の場合は手はてーぶるの縁に置くのがマナーです。軽く食器に手をそえる程度はかまいませんが、食器を持ち上げたり、肘をつくのはタブーです。ワインを注いでもらう時にグラスを持ち上げたり、グラスの脚に触れたりしてもいけません。

⑨手が届かないものは取ってもらう

テーブルの上の塩や胡椒、バターなどを取りたい時、身を乗り出し、手を伸ばすのは不作法です。近くの人やウェイターに「取っていただけませんか」とお願いしましょう。

⑩レディ・ファーストを忘れない

日本と海外で大きく違うのが「レディ・ファースト」。欧米では、料理も女性から出され、女性か座るまで男性は座らす、女性が、立とうとすれば椅子を引くために先に動きます。男性はレディ・ファーストを実践し、女性も慣れないからといって、男性の後ろから出入りしたり、エスコートを断って自分で椅子を引いてしまうことのないよう、スマートにレディ・ふぁーすとあを受け入れるようにしましょう。

⑪携帯電話は切っておく

食事の場は、そこにいる人たちと楽しい時間を共有するのが目的です。携帯電話の着信音で食卓の雰囲気が壊されないように電源を切っておくか、マナーモードにしましょう。電話に出るのは論外です。

⑫喫煙は周囲に配慮して

たとえテーブルの上に灰皿が置かれていたとしても、原則としてデザートアが終わるまでタバコを吸わないのがマナーです。また、吸う時は周囲の了解を得るようにします。

⑬化粧直しをしない

カップやグラスについた口紅の跡を指で拭くのは和食や茶道の作法で、西洋では放っておいてもかまいません。どうしても気になるようなら、テーブルにつく前に化粧室に行き、ティッシュなどで口紅を押さえておきましょう。また、席で鏡を見たり、化粧直しをするのはマナー違反です。身づくろいは必ず食事を終えてから化粧室でしましょう。香り のきつい香水は料理の香りを損ねるので、控えめにしましょう。

⑭感謝の気持ちを持つ

楽しい時間と、美味しい料理がいただけることに感謝しましょう。同席者ばかりでなく、料理を作ってくれたしぇふ、サービスをしてくれるウエイター、そして食材を育んでくれた自然に対する感謝の気持ちも忘れないようにしたいものです。

まとめ

優雅にカトラリーを使いこなせるかどうかが、西洋料理のスマートないただき方のポイントになります。日本人は慣れないために、力を入れすぎて音を立ててしまったり、ナイフとフォークを使う時に姿勢が悪くなってしまうことがあるようです。背筋を伸ばして、軽く肘を張り、ナイフとフォークを上手に使って、美しい盛り付けの料理をきれいにいただきたいものです。

西洋料理に比べて日本料理・中国料理・各国料理のマナーもそれぞれ学んでみましょう。

基本は、同席者はもちろん、食物を育んだ自然や料理を作ってくれた人、サービスをしてくれる人々に、感謝し、料理を美味しく、楽しくいただくことです。

 

ここまで読んで頂いて有難うございます。

 

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