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「冠」のしきたり プロトコール

「冠」のしきたりとして①冠婚葬祭の「冠」とは

更新日:

こんにちは、リリーです。

当サイトにご訪問有難うございます。

成長や季節の変わり目など、人は人生の間に様々な節目を迎えます。

こうした節目の儀式を「通過儀礼」と言います。

私達の祖先はこうした儀式を大切にし、それらを称して「冠婚葬祭」と言いました。

「冠」とは

冠婚葬祭の「冠」とは、もともと元副の時に冠を被る「花冠の儀」を意味していますが、

今では誕生日から長寿のお祝いなどを含めて通過儀礼一般をさします。

また、「婚」は結婚、「葬」は葬儀を、「祭」は年中行事を表します。

このように「冠婚葬祭」とは、人生や生活の節目に重要な行事の総称です。

そして、損の根底にあるのは、命の大切さや、私達を育んでくれた万物に対する感謝と畏敬の念なのです。

昨今は、昔ながらの儀式やしきたりが簡略され、また、本来の意味が忘れられて形骸化しているものも少なくありませんが、

通過儀礼の本質を知ることが出来る事は国際化が進む今日においては、より一層大切なことでもあります。

 

 

 

 



日本のしきたりに影響を与えた陰陽道

日本のしきたりの多くは、平安時代以前に大陸から伝来いたものが時代を経て変化し、今日に受け継がれています。

そうしたしきたりに影響を与えているのが「陰陽道」の思想です。

これは、この世はすべて「陰」と「陽」が補完しあいながら、バランスを取って成り立っていると考え、万物や自然を陰陽に定めているのが特徴です。

結婚のご祝儀は奇数の金額で包んだり主な節句の日が奇数だったり子供の成長を祝う年が七五三だったりするのは、陽の数で歩き数を尊ぶ表れです

また、日本料理の刺身が角皿(陰)に盛り付けられるのは、切り身の数が奇数(陽)なので、

 

 

 

 

 

 

組み合わせることによってバランスが取れると考えられるからです。



 

 

 

 

 

 

 

陰陽を示すおもなもの

「陰」 と  「陽」 

     

表     

男     

奇数    偶数

丸     

右     左

太陽    

天     

昼     

 

陰陽道とは

 

 

 

 

 

 



まとめ

「冠婚葬祭」とは、人生や生活の節目の重要な行事の総称です。

人は、誕生してから死ぬまでの間に様々な節目を、家族や親族、親しい人達と共に分かち合うしきたりが、

「通過儀礼」です。

次回に日本の主な「通過儀礼」を書きたいと思います。

 

日本の伝統的なしきたりをきちんと理解したいものですね。

 

生命の誕生から先祖とのつながり、絆を感じ、確認したいと思います。

私も今現在、母の介護をさせて頂き、

「誰もが通る「道」ですね!」と言われ、

三人の子供を持ち、家族の節目毎に色々お祝いをした事を思い出します。

 

皆様も、通過儀礼に伴って、家族の素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか?



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