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「葬」のしきたり プロトコール

「葬」のしきたりとして③葬儀・告別式でのマナー

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こんにちは。リリーです。

当サイトへご訪問有難うございます。

ここでは、葬儀・告別式でのマナーを書きました。

葬儀・告別式では故人の死を悼み、敬意を捧げるとともに、遺族には哀悼の意が伝わるような控えめで慎み深い言動や服装を心掛けたいですね。

葬儀・告別式でのマナー

➀弔問の服装

<女性の場合>

 

 

 

 

一般参列者は、和装ではに小紋など黒帯をしめる略喪服で、草履とバッグも黒にします。

洋装ではブラックフォーマルや黒のワンピース、ブラウスとスカートの組み合わせを着用します。

通夜や、ホテルなどで行われる「お別れの会」では、グレーなどの地味な色のスーツやワンピースなどにします。

ストッキングは黒や地味な色のものにしましょう。

ロングヘアの人はすっきりとまとめ、髪飾りは避けた方が無難ですが、着けるなら黒にします。

化粧は控えめにし、香水は付けないのがマナーです。

アクセサリーは原則的に、結婚指輪以外は外します。パールは許されていますが、控えめな印象を心がけ、ネックレスなら一重のものにします。

四十九日までの法要も同じです。

<男性の場合>

男性は、通夜・葬儀とも、遺族や近親者でも純喪服であるブラックスーツで構いません。ワイシャツは無地の白、ネクタイ、靴下、靴は黒で統一します。

一般会葬者であれば、濃紺・ダークグレーなどの無地化、地味めのストライプなどのダークスーツでもいいでしょう。

②受付

 

 

 

 

 

葬儀は厳な宗教儀式です。必ず開始前に会場に到着し、ゆっくりと着席して故人を偲ぶことが出来るように、時間的な余裕を観ておきましょう。

受付では係の人に「この度はご愁傷様でです」と簡単に弔意に述べ、香典を袱紗から出して差し出し、芳名帳に住所と名前を記帳します。

すでに通夜に参列して香典を供えている場合は記帳だけにし「お参りさせて頂きます」と述べて式場に入ればよいでしょう。

受付がない場合は焼香の際に祭壇に香典を供えます。中に入ったら、特に席の指示がなければ控えめな席に着くとよいでしょう。

葬儀に参列して告別式に参列しないのは本来はマナー違反ですが、やむを得ず辞去しなければならない場合は末席に着き、

葬儀から告別式に移る際に目立たないように退席します。

その後、受付に挨拶してから帰るようにしましょう。

香典を入れる不祝儀袋の表書きは宗教・宗派によって異なります。仏式は「御香典」や、浄土真宗の葬儀をのぞき、「御霊前」は宗派に関係なく使えます。

浄土真宗では「御仏前」となります。神式は「玉串料」「御霊前」です。

キリスト教式では「御ミサ料(カトリック)」「御花料」と表書きをします。

③出棺時のマナー

告別式が終わったら、喪主の挨拶の後に出棺となります。特別な事情がない限り、最後まで見送りましょう。

柩が運び出されたら、コートやショール類は脱いで腕に掛け、霊柩車が動き出したら合掌し、祈りながらゆっくり頭を下げて見送ります。

④葬儀・告別式の後

 

 

 

 

 

 

 

霊柩車が走り出したら自由に帰っても構いませんが、故人を偲ぶ気持ちを最後まで忘れず、帰りを急いだりしないようにしましょう。

故人の噂話や死因にまつわる話題なども避けましょう。

「清めの塩」は、死の穢れを清めるもので、自宅の門または玄関に入る前に、自分でふりかけるか、家族がいる時は体にかけてもらいましょう。

ただし、死を穢れと考えない仏式やキリスト教式の葬儀では必要ありません。

葬儀外と一段落したら、形見分けを頂くことがあります。事前に打診があったら、丁寧にお礼を述べて、なるべく好意を受け取りましょう。

ただ、無理に受け取って、後で捨てたり人にあげたりすればかえって遺族を傷つけることになるので、丁重に断る方が良い場合もあります。

⑤香典返し

香典は、本来、霊前の供えるものなので、お返しをしなければならないものではありませんが、

「忌明け」の挨拶状と共に香典返しの品物を送るのが一般的です。

香典返しを贈る時期は、仏式では、三十五日か四十九日の頃に、神式では三十日祭か五十日祭の頃です。キリスト教には「忌明け」の習慣がないため、

一か月後の昇天記念日の日に、故人を偲ぶ品物を送ることが多いようです。

香典返しの目安は、頂いた香典の額の半額から三分の一程度です。香典の額に応じて変える場合もあれば、一律に同じ物を贈ることもありませんが、

弔電を頂いた方への香典返しは必要なく、礼状を出します。

故人の意思で、香典を寄付した場合は、忌明けに送る挨拶状に寄付先などを書きそえ、香典返しはしません。

香典返しを受け取った人は、特にお礼の必要はありませんが、受け取ったことを相手に連絡するために喪中見舞いを兼ねた手紙を書きましょう。

親しい間柄であれば、電話でもかないません。

 

 

 

 

 

 

まとめ

葬儀・告別式では故人の死を悼み、敬意を捧げるとともに、遺族には哀悼の意が伝わるような控えめで慎み深い言動や服装が求められます。

 

また、法要のしきたりもありますので次回に書きたいと思います。

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂き有難うございます。

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