こんにちは。リリーです。
当サイトはご訪問有難うございます。
最後に「その他のお祝い事」を書きました。
新築祝い
新築の行事として「地鎮祭」「上棟式」「新築披露」があります。
地鎮祭は着工時に土地の神様を慎めるために、地域の神主にお祓いをしてもらいます。
地鎮祭では神主に「御伸饌料ごしんせんりょう」を渡し、終わった後に神主や工事関係者などの参列者に軽食を振る舞うのが一般的です。
「上棟式(建前・棟上げ)」は、家の土台ができ、柱や梁を組んで屋根を上げる時に、
現場で棟梁を中心に簡単な宴会を行います。
今では宴会は簡略にし、「御祝儀」として現金を包んで渡すことが多いようです。
新築披露は、家が完成した後に親しい人を招くことですが、招かれた人は新築祝いを贈ります。
出来れば新築披露までに届くように贈るのがマナーですが、
他の人が贈った品物と重ならないように相手の希望をきいたり、
新居を拝見してこら贈ることもあります。
贈る品は、昔は重箱や食器の入れ物がよいとされていましたが、
絵画や置物などでも良いでしょう。
ただし、灰皿やランプ、キャンドルといった"火"を連想させるような物は贈らないようにしましょう。
商品券な現金も喜ばれます。
新築披露に招き、家を見てもらって、飲食をしてもてなすのがお返しとなります。
また、新築披露に招かれていない時は、新築祝いを贈る必要はありません。
建築主は、新築の際に、ご住所への挨拶も欠かさないようにします。
地鎮祭の前夜に菓子折りなどを持参して、挨拶回りをします。
また、新居への引っ越しの際には、車の出入りなどできんじょに迷惑をかける場合もあります。
事前に引越し日を伝え、当日は一戸建てなら向かいの三軒と両隣、
集合住宅なら管理人を加えて両隣と上下階の人に、気持ちを表すちょっとした品を持参し、挨拶に伺いましょう。
開店・開業祝い
開店・開業の披露パーティーに招かれたら、まずお祝いの品を贈ります。
先方の希望を聞いて店や事業所の雰囲気に合ったものを贈ると喜ばれます。
観葉植物や掛け時計、パーティーの時に利用できるお酒類やビール券、お祝い金(「御祝儀」「御祝」などると表書きをする)などもよいでしょう。
新築祝いと同様、"火"を連想させる品物は基本的に避けるのがマナーです。ただし本人が希望する場合は別です。
パーティーに出席出来ない時は、電話や祝電でお祝いの気持ちを伝え、当日はメッセージをそえた花束などを贈るとよいでしょう。
訪問は、後日改めてします。
パーティーの時期は、開店・開業の前日が一般的ですが、一週間以内ならオープン後でも構わないでしょう。
これまでお世話になった人や地元の商店街関係者などを招待し、店内や事業所に軽食や飲み物を用意します。
引き出物として記念品を渡すこともあります。
成人・就職祝い
成人式のお祝いでは、祖父母や親せきを招いて宴席を設けるといいでしょう。
お祝いは、成人式に着て行くスーツや振袖などを両親が贈ることが一般的です。
基本的には身内で祝うものですが、親族以外からお祝いを頂いた場合、基本的にはお返しは不要です。
ただし本人から直接、お礼を言わせたり、礼状を書かせましょう。
結婚記念日
結婚記念日には、夫婦で食事をしたり、旅行をしたり、ちょっとしたプレゼントを交換するものですが、
銀婚式(結婚25年目)や金婚式(50年目)は、子どもや孫が中心になって祝うのが一般的です。
身内や親しい友人・知人を招いて祝宴を催したり、記念品を贈るのがいいでしょう。
基本的にはお返しは不要ですが、会場などを借りた盛大なパーティーを開いてもらった時は、内祝いを返すこともあります。
昇進・栄転・退職祝い
公私ともにお世話になっている上司や、親しい同僚などの昇進・栄転・退職祝いなどは個人的に行い、会食の席を設けたり、お祝いの品を贈ります。
同僚や上司の昇進祝いなどは、昇進しなかった同期の人の気持ちなどに配慮し、慎重に行いましょう。
仕事以外でお世話になった上司の場合は社外で渡すなど、公私の区別をつけましょう。
贈り物は、本人の年齢や役職などを考え、お酒などの嗜好品、趣味などの品がいいでしょう。
定年退職の場合は、”お別れ”というよりは、”励まし”の意味を込めた明るい宴席を設けるようにしましょう。
中途退職の場合は、送別というよりも、新しい門出を祝う気持ちが大切です。
仮に様々な事情で退職する場合でも、今後につながる前向きな言葉で送り出すのが相手に対する配慮です。
まとめ
祝い事は相手との関係によって対応が異なります。
おめでたいことだと言って、誰にでもお祝いをすればよいというものではありません。
お祝いをすることが相手の負担になることもあるので、日頃のお付き合いの程度から判断し、対応をすることが大切です。
最後のその他のお祝い事に関して書いてみました。
参考にして頂ければと思います。
長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂き有難うございます。