こんにちは。リリーです。
当サイトへご訪問有難うございます。
「服装のルール」を書きました。
参考にしていただければと思います。
新郎・新婦
新婦の衣装は、教会で挙式する時はウエディングドレス、神前式なら白無垢や打ち掛けが一般的です。
服装を合わせて新郎は、協会ならモーニングコートや燕尾服、神式なら五つ紋付の羽織に袴となります。
挙式と披露宴を同日に行うなら、それぞれ洋装、和装でお色直しをすることもあります。
①洋装の場合
現在のような白のウエディングドレスが広まったのは、西洋でも最近のことです。
ドレスに限らず、小物まですべて白で統一するのが一般的です。
神の前で肌を露出することは古琴東西のタブーなので、挙式は胸や肩、腕を隠した衣装にします。
特にルールに厳しい教会では、肌を露出した衣装では挙式を断られることがあります。
新郎は、昼はモーニングコート、夜はえんびふくかタキシードです。
いずれも黒が正式ですが、最近は白やシルバーなどの色や、デザインも個性的になって来ました。
②和装の場合
挙式の白無垢は、ウエディングドレス同様、打ち掛けから帯、下着まで全て白で統一します。
打ち掛けは、挙式にも披露宴にもふさわしく、鶴や亀、末広などのおめでたい柄をあしらった華やかなものです。
挙式には角隠しをし、披露宴で外します。
披露宴が夕方なら、緞子縮緬などの光沢のある布地に金銀の刺繍をあしらった豪華なものを選びましょう。
ちなみに、昭和三十年代頃までは黒地の大振袖で、打ち掛けのように裾を引く花嫁衣装が人気だったようなので、和装の流行も変わるようです。
親族の服装
親族は、和装・洋装どちらでも構いませんが、両親や祖父母は、新郎新婦や媒酌人と格を揃えます。
具体的には、女性は洋装ならイブニングドレス、
和装なら五つ紋付きの留袖で、帯は拡張高い袋帯、半襟、帯揚げは白、帯留めは白または金銀の組み合わせ紐が適当です。
男性は昼ならモーニングコート、夜は燕尾服かタキシードですが、ダークスーツで代用してもいいでしょう。
姉は、既婚なら留袖、兄は父親に準じますが、年が若い場合はブラックスーツでも問題はありません。
妹は、新婦より控えめに一歩下がったおしゃれを心掛けましょう。
弟は社会人ならブラックスーツが適当です。
子どもの場合は、学校や幼稚園の制服がフォーマルになります。
祖父は新郎新婦に近い立場ですから、媒酌人や父親の装衣に合わせますが、叔父やいとこなら、ブラックスーツでもかまいません。
招待客の服装
披露宴な主役はあくまでも新郎新婦であり、招待客の女性が花嫁よりも華美な装衣をするのはマナー違反です。
花嫁の色である白やオフオワイト、不幸を連想させる黒ずくめの服も不適切です。
また、列席者の年齢層も職業も幅が広い披露宴では、誰からも好感を持たれるような装衣にすることが肝心。
あらかじめ、友人同士で相談すると良いでしょう。
洋装の場合は、無地のワンピースやスーツが基本で、女性なら昼は肌の露出の少ないもの、夕方からは華やかなドレスにするのが通例です。
特に挙式にも参列する場合は、必ず肌を露出しない装衣にしましょう。
アクセサリー類は、昼は光るものや派手な物は控え、夜は逆に光沢のあるものがいいでしょう。
室内では帽子を取るのがマナーですが、洋服とセットになった、つばのない礼装用帽子はそのままでも構いません。
手袋は乾杯をする前に外して、バッグと一緒にイスや膝の上に置き、テーブルの上に置かないようにします。
和装の場合は、未婚女性なら振袖、既婚女性は訪問着や付け下げ、色無地にします。
未婚でも30代になれば既婚女性の服装で問題ありません。
また、招待状に「平服でお越しください」と書かれていたら、女性はワンピースやスーツ、男性はダークスーツに光沢のえるネクタイなどが無難です。
「平服」は普段着のことではないので、少しおしゃれな外出着と言った雰囲気を出すと良いでしょう。
まとめ
挙式のスタイルや花嫁衣装は時代によって流行があり、変化してきました。
宗教儀式に基づく挙式の場合は、本人も参列者もその場にふさわしい服装を着用しましょう。
また、新郎の婚礼衣装は新婦の衣装に合わせるのが一般的です。
参列者は二人の門出を祝う気持ちを、フォーマルな装いで表すのがマナーです。
結婚式や披露宴は、二人にとって人生最大の祝宴であり、そこに集う人達はその場にふさわしい服装を心がけましょう。
また、招待状を頂いたら、感謝の気持ちで早めにお返事をしましょう。
次に「招待客のマナー」を書きます。
最後まで読んでいただきありがとうございます。