「祭」のしきたり プロトコール

「祭』のしきたりとして・11月~12月の行事

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こんにちは。リリーです。

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「祭」のしきたりとして、11月~12月の行事を書きました。

文化の日(11月3日)

 

 

 

 

 

 

戦前は明治節(明治天皇の誕生日)と呼ばれ、宮中で明治天皇を偲ぶ儀式が執り行われていました。

文化の日となったのは、1948年(昭和23)のことで、

「自由と平和を愛し、文化をすすめる」日とされています。

文化勲章の授与式をはじめ、芸術祭や様々なイベントが行われます。

新嘗祭・勤労感謝の日(11月23日)

1948年(昭和23)に「勤労感謝の日」と制定されましたが、

この日戦前、「新嘗祭」と呼ばれ、秋の収穫期にあたり、

その年に収穫した新榖(種に米)を天皇が神に供えて感謝する宮中行事です。

農業が生活の基盤であった日本人にとっては新年にも匹敵する大切な行事で、

天皇が即位して最初に行う新嘗祭を特に「大嘗祭」と呼びます。

名称が変わったことで、本来の意味も薄れがちですが、

現在でも宮中では儀式として受け継がれています。

 

 

 

 

 

すす払い(12月13日)

正月においでになる歳神様をお迎えするために、本来は神社仏閣の内外を清め、

仏像のすすを払う行事でしたが、時を経るうちに現在の大掃除へと変化したようです。

また、地域によってはこの日を「事始め」と言い、正月の準備を始める日にも当たります。

 

冬至(12月22日頃)

 

 

 

 

 

 

冬至は一年でもっとも日照の短い日であり、この日を境に昼間の時間が長くなっていくことから、

世界各地で"太陽の誕生日"として祝う風習があります。

日本では、陰陽思想こら、季節の中で「陰」の極点となる冬至が過ぎると、再び「陽」に転ずるので、

「一陽来復いちようらいふく」といって、春が巡ってくることや、めでたいことが訪れら象徴として祝いました。

冬至を過ぎると本格的に冬が深まっていくことから、この日は「柚子湯」や「冬至かぼちゃ」など、体を気遣うしきたりがあります。

柚子湯に入ると健康に過ごせると言われるのは、柚子の強い香気か邪気を祓う効力があるとされたためです。

また、かぼちゃを食べると痛風や風邪を封じると言い伝えは、

夏から保存出来るかぼちゃには、冬野菜には少ないビタミン類が豊富に含まれているからで、医学的に根拠がないわけではありません。

その他、れんこん、みかんなど、「ん」のつく食べ物を食べると「運」に恵まれる、という言い伝えもあります。

大晦日(12月31日)

 

 

 

 

 

 

 

 

一月から十一月の各月の末日(正確には30日)を「晦日」または「つごもり」と言い、

特に十二月の月末は「大晦日」と言います。

「大晦日」までに大掃除を終え、遅くともその前日までには歳神様を迎えるために松飾りを飾ります。

当日は、"細く長く"家運が繁栄し、長寿であることを願う縁起をかついで「年越しそば」を食べ、

除夜の鐘を聞きながら年を越すのが昔からの風習です。

 

大晦日の夜は新年の朝でもあり、徐日(旧年を除く日)とされています。

そこから、大晦日につく鐘を「除夜の鐘」と呼ぶようになって鎌倉時代に広まり、

江戸時代に盛んに行われるようになりました。

 

人には108の煩悩があり、それを取り除くために鐘を108回つくと言われています。

昔は、大晦日は歳神様を迎えるために終夜眠らずに過ごすのがしきたりで、

歳神様を迎えずに寝てしまうのは失礼にあたると考えられていました。

 

 



まとめ

 

 

 

 

 

 

日本にはさまざまな年中行事があります。

これらは、暮らしの要である農耕作業の節目と、祖先の霊を崇拝する気持ちを表すために営まれてきたものです。

「八百万やおよろずの神」という言葉が象徴するように、

日本人は昔から自然の中に神々の存在を感じ、自然や祖先に敬意と感謝を表しながら暮らして来ました。

時代が変わり、季節感が薄れつあある現代だからこそ、

祖先が育んだ年中行事の由来や変換に思いをはせて、過去から受け継がれて来たしきたりを伝承することで、

日々をつつがなく暮らせることに感謝の気持ちを持ちたいものです。

 



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