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好感の持てる話し方について

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こんにちは。りりーです。

当サイトへご訪問有難うございます。

ここでは「好感の持てる話し方」をまとめてみました。

話し方の基本

スムーズに意志の疎通を図るためには、相手の話を十分に聴いたり、自分の意思を相手に的確に伝えることが大切で、

話し方と聴き方が大変重要になります。上手な話し方のポイントは以下の通りです。

①要点をまとめる

自分の意志を相手に的確に伝えるには、まず自分自身が話す内容を理解していなくてはなれいません。

頭な中で要点を整理し、まとめてから話す習慣を身につけましょう。

②結論から話す

小説などでは、起承転結があって、結論を後回しにしますが、相手にわかりやすく話すためには「初めに結論ありき」です。

具体的には「○○の件ですが、××という結論になりました。になりました。理由は二つありますが、一つは…」など話します。

また、一文が長かったり、専門用語や略語、カタカナ言葉、流行語などを多用すると内容が伝わりにくくなるので避けましょいう。

また、他人の受け売りや知ったかぶり、必要以上に褒め過ぎるのも不快な印象につながります。

③アイコンタクト

相手の目や顔の表情を見れば、内容が理解されているかどうかの判断がつきます。

余り凝視せず圧迫感を与えない程度に相手の目を見るようにすることで、誠意を持って話している印象になります。

④正しい表現を使う

形容詞や修飾語が不適切だったり、現在形と過去形が混同していたり、若者言葉だったり、

正しい敬語が使えないのは社会人として恥ずべきことです。

⑤相手の立場になって話す

言葉の受け取り方は人によって違うので、年齢、性別、職業など、相手の立場に立って話しましょう。

無神経な例えや表現は相手を傷つけたり、人間性を疑われるので厳禁です。

例えば、「ケチ」は「倹約家」、「背の低い人」は「小柄な人」などと言い換えます。

また、人にはそれぞれの考え方があるものです。自分の価値観を押しつけない様に注意しましょう。

聞き方の基本

「きく」という感じは三種類あります。

「聞く」「聴く」「訊く」で、それぞれ話を聞く姿勢が違います。

話し手が話しやすいかどうかは、実は聞き手の姿勢によって変わります。

親身になって話を聞く姿勢を表しているのは「聴く」という字で、相手の話をよく聞くことで相手をより理解する事が出来るだけでなく、

その結果、相手から好感を持たれ、信頼されます。

話しやすい聴き方のポイントを以下に整理します。

①相槌を打つ

話をしても反応がないと人は話しづらいものです。

話の節目でうなずいたり、「なるほど」「そうですね」などとあいづち、を打つのは聴き手のマナーです。

また、きちんと話を聴いていれば、自然と的確なアイコンタクトが取れるようになります。

ただし、「はいはい」「えぇえぇ」などのように相槌を重ねるのは、

相手を軽蔑したような印象を与え、タイミングが早すぎると、相手は急がされているように感じてかえってはなしづらいものです。

注意しましょう。

②話の内容に会った表情を

聴いている時の表情が乏しいと、相手は「何を考えているのかわからない」「話を理解しているのかわかからない」と不安に思います。

また、深刻な話の時にニヤニヤしたり、楽しい話なのに笑顔がなければ、真剣に聴いているとは思われないでしょう。

話の内容に合わせて、相手の心に共感したり、同調したりすることが大切で、

それによって自然と話の内容に応じた表情になるはずです。

③聞く時の態度に注意

聴き手の姿勢は態度に表れます。

身を乗り出すようにすると、一生懸命相手の話を聞こうとする積極的な姿勢が感じられます。

反対に、腕や足を組んで話を聴くのは、相手を拒否するように見え、横柄な印象になるのでやめましょう。

クッション言葉

相手に、「尋ねる時」や「依頼する時」、「相手の意向にそえない時」に、すぐにその旨を切り出すと角が立ちます。

そんな時は、以下のようなクッション言葉をはさむと、相手の印象が変わり、受け入れやすくなるものです。

また、語尾を依頼形にすると、さらに婉曲な印象になります。

少々お待ちください

恐れ入りますが(クッション言葉)、少々お待ちいただけますか(依頼形)

 

<そのほかのクッション言葉を用いた例>

失礼ですが、どちら様でしょうか

あいにくですが、不在にしております。

申し訳ございませんが、在庫を切らしております。

申し訳ございませんが、おタバコはご遠慮いただけますか

お手数をおかけいたしますが、こちらにご記入を頂けますか

 

また、「出来ない」「わからない」とストレートに言うよりも、肯定的に表現し、更に誠意を示す一言を加えると、婉曲な印象になります。

<例>

・できません ⇒ 申し訳ございませんがいたしかねます。○○(代替案)ではいかがでしょうか

・わかりません ⇒ 申し訳ございません。あいにくわかりかねます。直ぐにお調べして参ります(わかる者と代わります)

・いません ⇒ 申し訳ございません。只今席を外しております。○時には戻って参りますが、いかがいたしましょうか

 

まとめ

言葉遣いや話し方は、相手の知識や教養、品性を如実に表すものです。

常に適切かつ丁寧な言葉遣いと、ポイントを絞った、わかりやすい話し方を心がけましょう。

また、語彙が豊富であったり、様々な表現が出来る事は閑静な豊かさや教養の高さを示します。

マニュアル対応が嫌われるのは、こうした個人の感性が感じられないからです。

相手や状況によって言い方を変えるように工夫してみましょう。

 

コミュニケーションでは、相手の話を聞くことから始まり、人は自分の話をよく聞いてくれる人に信頼を抱くものです。

「聞く」「聴く」「訊く」の漢字が示すように、状況にあった聞き方をすることで、相手の話を理解するだけではなく、

相手の心をより深く理解することが大切です。

・「聞く」・・・自然と耳に入ってくること

・「聴く」・・・相手を理解するために話を聞くこと

・「訊く」・・・積極的に質問をしながら本音を引き出すために聞くこと

 

好感の持てる話し方を身につけておきましょう。

 

長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂き有難うございます。

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