こんにちは。リリーです。当サイトへご訪問有難うございます。
免疫疾患や肥満、肌トラブルなど、腸内細菌が関係する病気やトラブルはたくさんあります。
腸の健康をいかに保つかによって、健康寿命も変わって来るという事です。
ここでは腸の細菌や腸内環境を良好に保つ方法、腸とダイエットの関係について書いてみました。
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腸の便通を教えてくれる便通
お通じが3日もない、いつも下痢気味など、腸の状態は人それぞれです。
何日もお通じがなかったら便秘なのか、決まった定義もありません。
本来、食べた物が消化され、排便までかかる時間は約24時間と言われています。
便の回数は個人差があり、日本大腸肛門病学会によると1日3回から3日に1回までは正常の範囲としています。
便秘は食物繊維の摂取量が少ないと、腸のぜん動運動が活発でないなど、いくつか原因が考えられます。
一方、軟便は便の水分が多い状態です。
理想的な便の水分量は70%から80%ですが、軟便の場合は、80%から90%です。
下痢と違う点は、柔らかいながら便の形はあります。
軟便の原因は、腸の運動が過剰になり、腸が十分に水分の吸収を行えていない事、つまり、腸内細菌の悪化に原因があります。
さてあなたの腸はどんな状態でしょうか?
善玉菌と悪玉菌、日和見菌のバランスが腸内環境を創り出しています
"腸内フローラ”という言葉を聞いたことがありますか?
腸内にはたくさんの種類のが菌生息していて、その数は1000種類ともいわれています。
菌はグループごとにまとまって腸壁に住んでいて、顕微鏡で見るとまるでお花畑のよう、
という事から”腸内フローラ”と呼ばれています。
生息している菌は善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類です。
善玉菌は腸の運動を促したり、悪玉菌の繁殖を防いだり、おなかの調子を整えます。
悪玉菌は腸内で悪い物質を作り出し、便秘や軟便の原因です。
日和見菌はどちらにも属さず、優勢な菌に付くという特徴があります。
理想的なバランスは善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割と言われていて、
このバランスを保つことがいい腸内環境を作り出します。
また、腸内環境をいい状態に保てば免疫力屋が代謝が上がり、美肌や痩せ体質にもつながって行きます。
役立つ代表的なものが乳酸菌、植物繊維、水分です
腸内細菌を良い状態に保つには、善玉菌を増やし、悪玉菌を減らし、善玉菌のバランスを保ちます。
その為に役に立つのが乳酸菌、植物繊維、水分です。
乳酸菌
乳酸菌は腸の中で乳酸、酢酸を作り出し、これによって悪玉菌の増殖や定着を防ぎます。
また、乳酸と酢酸は腸を刺激してぜん動運動を活発にし、排便を促します。
乳酸菌が多く含まれル食品はヨーグルトや乳酸菌飲料。味噌や漬物などの発酵食品のも含まれています。
毎日、手軽に摂取するには乳酸菌のサプリメント、乳酸菌入りの青汁などもいいでしょう。
植物繊維
植物繊維には水溶性と不溶性の2種類があります。
腸内の成分を繊維に巻き込み、便として体外に出す働きがあります。
水に溶けない水溶性植物繊維は穀類、豆類、イモ類に多く含まれています。
水溶性植物繊維は海藻、果物、野菜に多く含まれ、善玉菌のえさになります。
食品で言うと野菜のケール、ラッキョウ、エシャロット、押麦、イチジク、プルーンなどに多く含まれています。
こちらも植物繊維入りのサプリメント、健康飲料などから摂る方法があります。
水分
普通の状態の便は水分が70%から80%です。水分不足は便秘のもとになります。起床後に水を飲むと便意を催すという人も多いはずです。
また、水だけでなく、植物繊維入りのドリンク、乳酸菌ドリンクなどから水分を摂取するのもいいでしょう。
まとめ
健康と美肌は腸活から、3種類の善玉菌2割、悪玉菌1割、日和見菌7割とバランスを保つことによりいい腸内環境を作り出します。
そのために役立つ、乳酸菌、植物繊維、水分を上手にサプリメントなどを利用して摂取しましょう。
腸内環境をいい状態に保てば免疫力や代謝が上がり、美肌や痩せ体質にもつながります。
ここでは、腸の細菌や腸内環境を良好に保つ方法、腸とダイエットの関係を書きました。