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6月になりました。
水無月とは、梅雨が明けて、田植えの時期に入り、無し(なし)と読み、水の月と言う意味なのです。
水無月
水無月に食べる和菓子があるのです。
「ういろう」「水無月」は何でできているの?
「ういろう」とは、
「水無月」という旧暦の6月の名前が付けられた和菓子です。
白く美しい三角形の土台の上に綺麗に並んだ甘煮の小豆が、いかにも涼やかなシルエットです。
もうすぐ夏本番という6月にだけ、期間限定で京都の多くの和菓子屋さんで販売されます。
人気和菓子店ともなると、売り切れになることも珍しくありません。
「水無月」の特徴は何といっても美しいその見た目です。
白くプルンとした透明感のある断面は、涼やかで京美人を連想するほどです。
「水無月」の特徴は何といっても美しいその見た目です。
白くプルンとした透明感のある断面は、涼やかで京美人を連想するほどです。
入梅
6月11日は暦の上では入梅で、気象の上では梅雨入りになります。
梅は「花よし、香りよし、果実よし」と三拍子揃った花木です。
早春にいち早く咲き、「馥郁(ふくいく)」とした香りを放ち、昔から人々に愛でられてきました。
そして、梅の実も様々に加工され、盛んに利用されてきました。
梅干しは代表的ですね。
梅の効用は
昔から「梅は三毒を断ち、その日の難を逃れる」といい、朝夕に梅干しを1回食べれば健康を保てると言われてきました。
「梅干しは唾液の分泌を促し、食欲を増進させてくれます。
雨の酸っぱさの素は豊富に含まれるクエン酸、このクエン酸には、疲労回復やカルシウムの吸収を助ける働きもあります。
まて、おにぎりやお弁当に、抗菌作用のある梅干しを入れると傷みにくくなります。
さらに、梅干しを加熱すると「ムメフール」という成分が発生し、これが、血液をサラサラにして、からだを活性化すると言われています。
この他、新たな研究結果として、ピロリ菌を抑制する成分や、血糖値の上昇を抑える成分も含まれていることもわかってきたそうです。
他に梅酒、シソジュース、など。
梅は中国が原産と言われています。
芒種・入梅・夏至
6月に入りますと1日は衣替えになります。
5日は芒種(ぼうしゅ)
11日は入梅(にゅうばい)
21日は夏至(げし)
衣替えはもともと宮中の行事、
衣服のほか、調度類も季節のものに改められました。
和服の場、6月1日から単衣(ひとえ)、
10月1日からは袷(あわせ)をきることになります。
まとめ
もう少しで1年の半分が過ぎます。
旧暦の6月末になると行われる「夏越の祓」は、半年分のケガレを落とす行事で、この後の半生の健康と厄除けを祈願します。
由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで遡るそうですが、
新暦に移った現在でも、6月30日頃に日本各地の神社で行われている伝統行事です。
「茅の輪くぐり」で厄落とし
日本神話基づいて、「水無月」を食べて厄落としをします。
夏越しの祓の日に食べる伝統的な和菓子です。
昔、宮中では旧暦6月1日に「氷の節句」が行われていました。
冬にできた氷を山間の氷室に貯蔵しておき、そこから取り寄せた氷を口にして夏を健康に過ごせるよう祈るというもだそうです。
しかし、庶民にとって水は高嶺の花。
そこで氷をかたどった三角形の生地に厄除けの小豆を散らしたお菓子が作られたのです。
「水無月」は庶民の氷への憧れからできた銘菓です。
最後まで読んで頂き有難うございます。